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2024/10/10 JICAビジネス化実証事業(3回目渡航調査)でカンボジアへ行ってきました
9月9日～13日にかけて、カンボジアでの椰子殻活性炭の技術導入に向けての調査活動を行いました。
今回の渡航調査は、試製炉を使い、現地で実際に活性炭を造ることを主な目的としていました。
カンボジア工科大学様にスペースをお借りし、関係者をお招きして実証実験を行いました。
カンボジアで初めて活性炭製造がおこなわれた瞬間だったのではないでしょうか。
こちらが試製炉を利用し、「炭化」「賦活」工程を行っている様子です。
試製炉の使用方法を指導しています。
カンボジア国内では活性炭を知っている人は少ないため、先生や生徒に活性炭の講義を行いました。
今回の実証実験で造られた「活性炭」は、満栄工業で分析を行いました。
まだ製品になるレベルではありませんでしたが、分析した結果は「活性炭」といっても良い数字となっていました。活性炭ができていて安心しました。
学生さんからは椰子殻だけでなく、とうもろこしやカシューナッツなどの農作物を利用して活性炭がつくれるか等、様々な質問がございました。
外国での技術指導や講義など普段体験できない経験ができて新鮮でした。
カンボジア工科大学さん今回は場所を提供していただきありがとうございました！
引き続き、現地の学校や企業と協力しながら調査活動を取り進めていきます。
