『活性炭勉強会』が開催されました

先日、社内で『活性炭勉強会』が開催されました。

満栄工業では、各部署で蓄積した知識・情報、ノウハウなどについて、他の部署に紹介して共有する機会として『社内勉強会』が不定期に開催されています。

そして先日、『研究開発課』により『活性炭勉強会』が開催され、他部署の社員らが参加しました。

今回のテーマは『椰子殻活性炭を作ってみよう！』ということで、特殊な機材を使わずに椰子殻から活性炭を作る方法が実演されました。

これが椰子殻（椰子の実の内果皮）です。これを『蒸し焼き』にします。

唐突ですが、まず地面に穴を掘ります。水分多めの場所が良いようです。

蒸し焼きの燃料となる木材に火をつけ穴に投入します。

火が付いた木材の上に椰子殻を乗せ、火が移るのを待ちます。

椰子殻に火が付いたら、吸気用・排気用のパイプを立てながら全体に土をかけて埋めます。

湿った土なので蒸し焼き状態になるのですが、この状態で一昼夜ほど放置します。

掘り出してみます。どんな感じかワクワクしますね。

あれ？

・・・がーん！土が湿り過ぎていて途中で燃料の木材の火が消えてしまったようです。

本当は、こんな感じになる予定でした。

『普段から活性炭に接している社員たちも、特殊な機材を使わずに活性炭が出来上がったのを見て感動！窯焼き、蒸気賦活などの各工程の原点がココに！』となるハズだったのですが（笑）

今回の実験？は失敗に終わりましたが、非常に興味深く、皆ノリノリで楽しそうに参加していました。

今後も色々な勉強会を開催して行きたいです！